つい先日犬を散歩に連れ出した時のこと。
近くの公園で、女性2人が犬を散歩に連れてきてて、その犬が私のお犬さんと相性があったので遊ばせてた。
まあ雑談をし始めたら、その犬は自分が飼ってるのではなく友達に今日特別に借りたんだとか。なんでもこの日はその人の昔飼ってた犬の命日で、寂しかったから頼み込んで散歩しに来たようだ。
おばはんの犬の名前が『トースト』だってことを伝えると、なんとその昔飼ってた犬もトーストという名前で、白の柴犬だったそうだ。トーストっていう名前自体珍しいし、見た目もそっくりで命日に出会うってかなりの奇跡。
その人は目をウルウルさせて感動。トーストとやたらと写真を撮りたがってたが、トーストは逃げる逃げる。やはり前世は覚えてないものなのか?
こんな偶然、あるんだ!とビックリし、家帰ってから母と兄にそれぞれ伝えたところ、
普段から猜疑心強めの母からは、「その人、詐欺師か(犬の)誘拐犯じゃないの?気をつけなさいよ」と。
シニカルな兄からは、「生まれ変わってもまた犬になるだなんて、可哀想じゃないか。しかも柴犬から雑種の格下げ?」と、なんだか予想外の返答が…。
この奇跡をただただ共感して欲しかったおばはんは泣く泣くブログに綴ることにしたのだった。
おしまい。