育てるおばはん日記

以前は食べるおばはん、今は育てるおばはんになりました。

そして私の中での移住ブームは過ぎ去った

心の中のちょっとした移住ブームがあっけなく過ぎ去ってしまった、今日はそんな最近のお話を。

 

自然のある田舎暮らしへの行動をついに移してみようかと考え、移住した方の話を聞きに行ったところ、逆に心に迷いが生じてしまったのだ。

 

話を伺った東京出身の夫婦は農業をやりたいとのことで、子どもがとても小さい頃に田舎へ移住したのだが、高校生になった子どもは現在、逆に高校で既に親元を離れることを決め、東京の祖父母の家から東京の高校に通っているとのこと。

 

自然いっぱいのところで五感を刺激する生活を!というのは子どもが小さい時にはとても良いと思う。けれども、子どもが大きくなったらこの決断に本当に喜んでくれるのだろうか?中学生、高校生になったら、都会にいて、新しい遊びや、色んな背景が異なる友達との出会いや刺激が欲しくなったりするのではないか?都会で週末や休みの時に山や海に連れて行くだけでは足りないのだろうか?

また、自分自身も、娯楽の少ないところで本当に楽しめるのだろうか?と、色々考えてしまった。移住ブログや本なども読んだりしてみたが、大体は子どもが小さくて、現在進行形のものが多く、「その後」が分からないことも多い。

 

そんなこんなで、候補地探しも含めて色々移住をリアルに模索したところ、移住はないかな!と決定づけた2冊をご紹介😂↓

 

① 子育て世代のための快適移住マニュアル

著者は元々東京育ち。子どもを連れて和歌山の山中へ移住。移住するなら中途半端な田舎(=地方都市)ではなく、本気の田舎にしろ!と言うのが著者の意見。地域の付き合いは深く、雨が降ったら近所の人が洋服を取り込んでくれることもあるらしい。

一棟貸しの宿、ジャム販売、梅の収穫アルバイト、中古品の販売、リサイクルなど色々なことをして多方面から収入を得ていることや、自治体の補助制度の活用など具体的なことも沢山書かれてあって、確かにマニュアルという題名はピッタリ。個人の経験談を読んでる感じなのでとても読みやすかったが、では本当にこれをやりたいか?やれるか?と自問自答してみると、うーん、、となってしまった🤔

 

② まんがでわかる地方移住

子どもが大きくなり就職が決まったので、早期定年退職して東京から地方に移住することを決めた夫婦の移住を、計画段階から実際に移住し、その後の生活までを描いた漫画。

移住相談ができる「ふるさと回帰支援センター」の紹介、移住先での就職活動の様子、移住した先での不便さや地域との濃いお付き合いなどもしっかり入ってて結構リアルに想像できたのが良かった。

そしてこれを読んで、利便性重視で、かつ、濃〜いご近所付き合いがそもそも苦手な我々は移住はないかな、との結論に至った😂笑

 

ブームは過ぎ去ってしまったが、実際に検討してみてスッキリ、でもなんだか夢も破れてしまったような切ない気持ちにもなった、そんな週末でした〜。

ではでは!