育てるおばはん日記

以前は食べるおばはん、今は育てるおばはんになりました。

最近読んだ本 6、7月

最近なかなかブログを書けてなかった。6、7月に読んだ本を今更だけど紹介しよう。笑

 

読んだ本はこちら↓

1. 腸内フローラ10の真実

NHKの番組を本にしたもので、これはすごく面白かった!腸内環境が実はうつ病、自閉症などと繋がっていて、腸内フローラを入れ替えたマウスが正反対の性格を示すこと、食物繊維を多く摂ると腸内細菌が痩せやすくなる代謝物質(短鎖脂肪酸)を多く出すから痩せ体質になるなど、知られざる腸内環境の影響が分かりやすく書かれていた。

また面白かったのがコアラ🐨の話。コアラの赤ちゃんはお母さんコアラのウンチ (この時期だけ母コアラは特別変わったウンチをするらしい) を離乳食として食べるらしいのだが、これが母コアラの腸内細菌を取り入れるためなのではないかということ。また、人間の赤ちゃんも色々なところをべたべた触っては指しゃぶりするのも、さまざまな菌を腸内に取り入れるための本能なのではないかという仮説。そう考えると、無菌生活だと病気になりやすく、適度に菌のある生活の方がすくすく育つってよく言われるのもなんだか納得だ。

衝撃だったのは便を使った治療法。抗生物質が効かない難病を、健康な人の便を体内に移植することで治療してしまうという技術。現在治療効果のある病気は限られてるとのことだが、ビックリした。恐るべし腸内細菌パワー。ちょっとした豆知識の習得としてスラスラと読め、明日からヨーグルトをせっせと食べようと思えた一冊でした。笑

 

2.漫画 君たちはどう生きるか

映画を観てから色々気になって、この作品に影響を与えたという本書を読んでみた。漫画版だけど。

「国王が国王じゃないことを嘆くのは国王じゃなくなったその人だけ」失って初めて分かる重み。なるほどな〜。漫画だから結構サラッと読めてしまい、もっと深く味わいたいな〜と個人的に感じて、いつか本当の文章ベースの原作を読みたいなと思った。

ちなみに映画については個人的には「うーん」という感じで、一部なぜか涙が出そうなところもあったが、やはり巨匠が創る作品だから、分からないところが多くても必死に何か意味があるに違いない、と最初から最後まで頭をフル回転させてくれるところがすごいな、と純粋に思った。

例えて言うなら、紙の上に何気なく書いた一本の線があるとして、書いた本人としてはたまたまペンの書き味を見るために書いてみた特段意味のない線だったのかもしれないが、それが巨匠の書いた一本の線だ!となると、何かこれはきっと特別な意味があるに違いない、と勝手に解釈してしまうような感じなのかな。これぞ巨匠パワー。(あ、本当に全てに深い意味があるかもしれないが、私には全て理解することができなかっただけなのかも。スミマセン。笑)

とはいえ久しぶりのジブリワールドは好きだったな。

 

 

3. 精神科医が見つけた3つの幸福

脳内物質の「セロトニン」、「オキシトシン」、「ドーパミン」。幸せには科学的にも優先順位があるって知らなかった!

「セロトニン」は身体的満足、「オキシトシン」は対人的満足、「ドーパミン」は社会的な満足に繋がる。優先順位もこの順番で、まずは自分がしっかり健康であって、その後に人との繋がりと愛があって、最後にキャリアやお金の追求がある。この順番を間違えると人は幸せになれない。それを科学的観点から解説してくれる本。

普通に根拠なく言われても、まあそうだよね、となるけど、こうやって改めて科学的な説明をされると、納得感が格段に増すのだなと勉強になった。

ちなみにこの本の著者は以前紹介した、「アウトプット大全」を書いた人。

 

4.育ちのきほん

これは子育てを始めた時に友人からおすすめされた本。0〜6才までの成長について書かれてあって、とても薄い本なのだが内容がすごく良い!前回読んだのが10ヶ月ころの時で、子どもがどのように物事を認識し始め、知的能力を身につけ、どのように他人と関わるのか、ということが各年齢別に丁寧に書かれてあって、これを読むと自分の子どもの不可解な動きや叫び(笑)に対しての理解が深まる感じ。丁度今イヤイヤMAXになりつつある2才😈で、改めて読んで、これからは息子くんの尊厳を最大限に尊重しようと心がけてみようと思った。うーむ、できるかな、、、?😇

 

以上、さっと共有でした!

ではでは。