育てるおばはん日記

以前は食べるおばはん、今は育てるおばはんになりました。

読んだ本 4月・5月

さて、4月・5月で読んだ本をまとめて以下に感想を書きます↓

 

1. 冒険の書 AI時代のアンラーニング

孫正義の弟、孫泰蔵による本。

AI時代において、「より善く生きるには?」ということと、「公共の益とは?」という2つの問いを深掘りした本、というのだろうか。なぜ学校での学びはつまらなくなっているのか、学校はどうして今の学校の形態になっているのか、など、著書が色々質問に思ったことを、古今東西の先人の知恵も引用しながら作者なりの考えをまとめている。

その昔、こどもは大人と区別がされなかったことや、遊びの延長上に学びがあって、「区別」すること自体が物事をつまらなくしているなど、過去の教育における偉人の思想を筋道を明らかにしながらの説明があるので、歴史を学んでいくという意味では面白かったし、作者の知識量が半端ないところには感心したが、今後どのようにあるべきか、というところがやや少なくて個人的には少しだけ物足りなく感じた。

 

覚えておきたいメモ:

  • 学習する習慣こそが教育
  • 「能力」はただの信仰である
  • つくることを通じてわかるようになる。わからないこともたくさん生まれ、さらなる問いを出すことによるループで何か形になったものが生まれる
  • 環世界」という、「自分が見たいものしか見ない」生き物の世界との関わり方
  • 世界は自ら変えられる=自分の見方を変えればいつでも世界は変わる
  • 親のいうことは聞くな。自分のことは自分で決めるべき
  • 依存先を増やすのが本当の自立

ちなみに、お父さんの話がよく出てきてたので、孫さんのお父さんは息子さんにすごくよい刺激を与えてたんだなー、と同じ親として、子どもと共に学び合う姿勢は学びたいなと思った☺️

 

2. ビジネススクール 意思決定入門 

この本は結構面白かった。ビジネスの意思決定をする際に何を考慮に入れるべきか、どんなバイアスが起きうるのか、リアルオプションの考え方などを具体的なケースで解説されていて、まさに概要をつかむべく「入門」と言うに相応しい本だった。確かにどのようにより良い決断をすべきなのか、ということ自体を勉強することがなかったので新鮮であった。そして読みやすい。この本で紹介されていたいくつかの本をさらに買って勉強しようかと思ったくらい。

 

 

3. なるべく働きたくない人のためのお金の話

ちょっと趣向の違う本を。笑

いかに自分がハッピーでいれるかを追求し、1ヶ月6万円で満足に生活できることを実現した、著者の経験と考え方を綴った本。

決してただ働きたくない!というわけではなく、お金のために嫌なことをしたくない、ということなんだなと思った。「そもそも自分はどのように生きていきたいのか?」ということを、日々の生活に流されずに、とことん自分と向き合って、追求したからこそできる生き方。色々読書もしてるし、自分と真逆の人の本を読んで見識を広げる、というところがあったが、好きな作者がまさかの勝間和代氏であるということにはビックリ。笑 確かに真逆😂

  • 自分の生き方に正しい・間違いの判断を持ち込まない
  • ルーティーンを作る
  • 自分のハッピーは、毎日変わっても大丈夫!こだわらないこと。(毎日働きたくなったら働いてもよいし、働かなくてもよい)

 

ここに紹介されていた、「ただめしを食べさせる食道が今日も黒字の理由 未来食堂(小林せかい著)」の本は読んでみたいなーと思った。まだ読めてないけど。

 

そんなこんなでアップデートでした!

 

ではでは!