育てるおばはん日記

以前は食べるおばはん、今は育てるおばはんになりました。

あやうく一生懸命生きるところだった

 

これ、本のタイトルです(笑)

 

最近読んで結構楽しかった本。もう少し早くに出会いたかったなぁ。

この本は韓国でベストセラーになっている本らしく、ある日Amazonを何気なく見てたら勝手におすすめされた本。Amazon人工知能、何かを察知したのだろうか。笑

本のイラストも最高に癒される↓

 

あやうく一生懸命生きるところだった

 

この本を書いた作者はイラストレーターで、40歳を迎える目前で仕事を辞めることにし、一旦「立ち止まって」気のままに生活をしてみることに。その彼の生い立ちと、今まで考えてきたこと、今考えてることをイラストと共に、素直にストレートに綴ったエッセイ本である。ある日ニートになってみて自由に書いてみたら当たってしまって皆んなに読まれてしまった本。共感もするし、羨ましくもある。。。

 

中にはいくつか名言があって、刺さるんだよね、これが。恐らく翻訳も素晴らしく、本人が韓国語で綴った雰囲気のままに訳してくれてるから更に心に響くのだろう。

 

"自分の人生なのに、自分の気持ちなのに、どうして他人の評価によって大丈夫だったり大丈夫じゃなかったりするんだろう?“

うんうん。分かる。

"そのとき感じたことは、人生とは自分の思い通りにならないどころか、どんなに思い悩んで何かを選択しても、その選択自体が無意味になる瞬間があるという事実だった。目標に向かって必死にボートを漕いでいたのに、大きな波に飲まれて想定外のところに押し流されたような、そんな気分だ。

だよねー。頑張って飲み会の企画をしたら誰も来なかった、的な時とか。(あ、でもこれってもしや想定内?笑)

"…結果なんてわからないのだから、自分の好きなことをやったほうがいい。...みんなに合わせようとすると、誰にも合わせられない。“

などなど。

韓国一の美大、ホンデを目指して三浪した話とか、1人の人生物語(まだ人生途中だけど)として読んでも面白いし、彼の考えてる言葉に共感して心の癒し本として読むのも良し、単にイラストを楽しむのも良し。私は読んで良かったなーと思えた本だった。ヘタな自己啓発本より全然良し。癒されたい金曜日の夜に読むと更に良し!

 

なんとなかなるさ。ケーセラ〜セラ!